研究課題
基盤研究(C)
両親媒性のアミノベンゼンチオール誘導体およびスルファニルアニリン誘導体を用いた、新しい金ナノ粒子の調製法を開発した。これらの分子はミセルを形成し、その内部で金イオンを還元し、金ナノ粒子を生成する。生じる粒子のサイズと安定性は、用いる化合物の構造によって制御可能であった。また、複数種類の化合物を固定化した金ナノ粒子の調製も可能であることを確認した。末端に糖を結合したスルファニルアニリン誘導体を用いて、糖を集積化したシュガーボール型金ナノ粒子を調製した。得られたナノ粒子は、糖結合性タンパク質レクチンと特異的かつ可逆的に相互作用しうることを確認した。また、4種類の生理活性糖類縁体の合成も行った。
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