研究課題
基盤研究(C)
金属材料の表面を分子レベルで修飾することは、その物性を調節したり、また新たな機能を付加する上で、最も有効な方法論の一つとして重要視されている。本研究課題では、スピロボラート型環状三量体(TB)を利用した金属基板および金属ナノ粒子の表面修飾法を開発した。具体的にはTBに金属表面への親和性をもつチオアセチル基などのアンカー基を導入し、これによってTBの表面への固定化を試みた。基板上ではTBによる表面修飾の様子が明確には確認できなかったが、金ナノ粒子に対しては、その保護剤として有効に機能しうることが透過電子顕微鏡などによって確認された。
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