研究課題
基盤研究(C)
自然界最古のアンテナ・光電変換機能をもつ光合成分子機械の立体構造を原子レベルの分解能で決定した。その構造情報から光捕集と電荷分離の作動原理およびこれらの機能を制御する金属イオンの役割を明らかにした。また、光捕集を司るアンテナ複合体において色素分子間の幾何学的配置及び色素タンパク質間の相互作用も解明した。これにより、光捕集複合体から反応中心複合体への励起エネルギー移動ならびに反応中心からキノンプールへの電子伝達を規定する構造因子を突き止めた。本研究より得られた成果は、今年のNature誌にArticleとして掲載され,当分野今後の研究の飛躍につながるものと期待される。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
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