研究課題
基盤研究(C)
本研究では、有機半導体で電流注入レーザー発振する素子の実現を目標に、観測システムと素子構造の開発を行った。数100 kHz以上の周波数の交流電圧の下で素子を流れる電流と素子からの発光の時間変化を詳細に観測するシステムを新たに構築した。素子構造に有機発光電界効果トランジスタを採用し、様々なp型とn型の有機材料を組み合わせる、有機結晶と無機半導体とで積層構造をつくる、などの材料面での工夫と、ゲート絶縁膜に回折格子を構築する、複数のゲート電極を配備する、など構造面での工夫を行った。これにより電流励起で高輝度発光する、もしくはスペクトルが著しく狭線化する素子を実現した。
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