研究課題
基盤研究(C)
ナノメートルサイズの空間を内部に持つ多孔質材料は吸着、分離、触媒などの機能を持つ。本研究では、多孔質材料における内表面の性質を計測・評価する技術を確立することをめざした。ナノ空間の内表面の性質を調べるために、プローブとなる分子をナノ空間に導入した。プローブ分子としてトリメチルホスフィンオキシド(TMPO)を用い、その固体高分解能NMRスペクトルの観測を行った。吸着TMPOの31P化学シフト値から酸強度を、1Hシグナルの強度から酸量を決定することができ、酸触媒機能を持つ多孔質材料の酸性質を計測・評価することができた。
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