窒素―水素混合プラズマを用いたGaN窒化物半導体とInGaN混晶バルク液相成長を確立するため、(1)水素―窒素混合プラズマ密度を制御することでGa融液に照射することで形成されるGa-NHx中間体の効率的な生成条件の解明、(2) Ga-NHX中間体の拡散および対流輸送を考慮した熱流体数値解析による自然対流の攪拌効果の解明、(3) AlN/Al2O3基板をプラズマ照射により作成しGaN結晶成長に成功した。さらに、窒素―水素混合プラズマを用いた液相成長技術の応用として(4) Ga-In溶液から三元混晶InGaNのバルク成長実験による混晶成長も可能となった。
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