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2013 年度 実績報告書

細管内表面粗さ測定システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23560112
研究機関秋田大学

研究代表者

奥山 栄樹  秋田大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80177188)

キーワード表面粗さ測定
研究概要

様々な生産現場において細管内などの狭い部分の表面粗さを測定したいという要求がある。しかし、現在、径が数mm以下の細管内の表面粗さを測定する際には、小さなスタイラスを用い細管の端部の数mmの領域を測定するのが限界である。細管の奥の方の表面粗さを測定する場合には、管を割り破壊検査をするしかない。そこで、著者らは先端加工ファイバと円筒状反射鏡を用いた新しい表面あらさ検出用のセンサを提案しその有効性を示した。
本年は、開発したセンサを用いて細管内を測定するためのキャリッジ部分を試作した。キャリッジは細管内の表面粗さを測定するために適切に自由度を拘束する必要がある。細管の軸方向をX軸とする。キャリッジが細管内でX軸方向の移動とX軸まわりの回転だけができるように自由度を拘束すると考えると、4自由度を拘束する必要がある。したがって、キャリッジと細管内部との接触点の数は4つとなる。そこでキャリッジを機械加工し、キャリッジ下部の前後2か所に小球を取り付ける、さらに、上部の左右2か所にバネ状のものを取り付けた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Surface Roughness Measurements of a Narrow Borehole --- Development of Stylus with Cylindrical Mirror and Lensed Fiber ---2014

    • 著者名/発表者名
      Eiki OKUYAMA, Wataru YOSHINARI, Yuichi SUZUKI, Riku YOSHIDA, Ichiro YOSHIDA and Masashi IWAKATA
    • 雑誌名

      Advanced Materials Research

      巻: vol.939 ページ: 491-498

    • DOI

      10.4028/www.scientific.net/AMR.939.491

    • 査読あり
  • [学会発表] 細管内粗さ計用キャリッジの開発

    • 著者名/発表者名
      鈴木裕一
    • 学会等名
      精密工学会東北支部学術講演会
    • 発表場所
      秋田県仙北市

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公開日: 2015-05-28  

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