研究課題
基盤研究(C)
本研究では,ボルト・ナット締結体の耐緩み性と疲労強度向上を同時に向上させるため,ボルトに対してナットのピッチ差をαだけ大きくする方法に着目し,αの最適条件を検討した.耐緩み性は,ピッチ差α=αmiddleが最適条件である.疲労強度はα=αsmallでα=0に対して1.5倍の寿命延長が得られたが疲労強度は向上しなかった.緩み防止と疲労強度に関して,それぞれ有限要素法解析を用いてシミュレーションできた.シミュレーションにより,疲労強度をねじ形状の大幅な改造によって向上しうることを示した.
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件)
自動車技術会論文集
巻: Vo 1. 44,No.4 ページ: 1111-1117
設計・工学論文集
巻: (投稿中)