研究課題
基盤研究(C)
近年、民間航空機の機体の主要な構造部材に炭素繊維強化プラスチック複合材料が大幅に適用されつつある。この場合、層間はく離や接着はく離が発生する恐れがあるが、これらは金属材料を用いた従来構造で実施されている目視やタッピング検査では検出が困難である。そこで本研究では、次世代航空機構造を対象とした総合的ヘルスモニタリングシステムの構築を目指し、組込型動的デバイスを用いて構造材料中に超音波ラム波を伝播させ、その広帯域にわたる周波数分散性の変化に着目した。その結果、損傷長さ、深さ、衝撃荷重および微小クラックを総合的に検知するシステムの可能性を示した。
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検査技術
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日本機械学会論文集(C編)
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