研究課題
基盤研究(C)
多指ロボットハンドには高度な把持と操りを実現する潜在能力がある.この能力を高める研究として,複数対象物を把持する場合の安定性と,この解析結果を基にした最適把持位置の設計を研究した.二次元平面内では,接触点の滑りと転がりを考慮して複数対象物の把持を解析した.把持パラメタの安定性への効果をも明らかにしている.三次元把持の場合には,接触点の滑りと転がりに加え,曲面の幾何学をも考慮して解析した.また,対象物が一つの場合について最適把持位置を設計するアルゴリズムを構築し,数値例を用いて妥当性を確認した.回転関節を有する多指ハンドで把持する場合には回転関節の角度およびリンク長を考慮して解析した.
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TRANSACTION ON CONTROL AND MECHANICAL SYSTEMS
巻: vol.1, No. 5 ページ: 218-228
Journal of Mechanics Engineering and Automation
巻: vol.2, No. 10 ページ: 606-627