研究課題
基盤研究(C)
大規模ケーブルロボットは,大空間での重量物の搬送や懸垂物の位置決めが,比較的簡単な機構で実現できることから,近年,競技場でのアクティブカメラや大型天文台の懸垂機構として利用されている.しかし大規模ケーブルロボットでは,ワイヤ自重による撓(たわ)みと振動により懸垂物の正確な位置姿勢制御が困難となる.そこで本研究ではこれまでのケーブルロボットでは検討されていなかった,ケーブルの撓みや振動を表現できる懸垂系の動力学計算手法を検討し,これを制御装置に組み込むことで大規模ケーブルロボットにおける高い精度の位置姿勢制御が実現できることを示した.
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