研究課題
基盤研究(C)
本研究は、血液等の生理学情報を分析・採取が可能なマイクロチップを機軸としたユビキタスヘルスケアシステムの構築を前提に、現存するフローサイトメータ等の大型分析装置の機能を、マイクロ流路・光導波路等を組み合わせたチップ上に凝縮して実現しようとするものである。ここでは発想を変えて、チップ実現のための技術基盤を、信号処理回路基板で用いられる樹脂製の光導波路に置いた。これに血液細胞オーダの微細流路を併設加工することで、流動する細胞に的確にレーザ光を照射し、かつ透過光、側方散乱光を確実かつ精密に検出できるマイクロチップを構想・試作するとともに、微弱光検出実験を経て、チップの基本機能を確認した。
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Microsystem Technologies, Springer
巻: (印刷中)
10.1007/s00542-014-2132-9
Microsystem Technologies
巻: Vol.19, No. 9-10 ページ: 1319-1328
10.1007/s00542-013-1791-2
巻: Vol.17, No. 5-7 ページ: 849-856
10.1007/s00542-011-1263-5
http://ris.toyo.ac.jp/profile/ja.FR21Va3TZP42g0heFsX.XQ==.html