研究課題
基盤研究(C)
これまで知られていなかったオゾンゼロ現象・回復現象の発生・回復メカニズムを計算機シミュレーションを用いて明らかにした。オゾンゼロ現象は、誘電体表面からの二次電子放出の低下が引金となりガス温度が上昇し、オゾン生成を低下させ、微量窒素・一酸化窒素ガスの導入によるオゾン生成の回復現象は、窒素・一酸化窒素から解離した窒素原子がオゾン生成の回復の主要因であることを明らかにした。また、詳細な放電進展過程をシミュレーションすることにより、誘電体近傍でのガス温度上昇を抑制した場合、従来とは異なる自己組織化されたプラズマが発生し、これらのプラズマによる高効率なオゾン生成が可能であることがわかった。
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IEEJ Trans. FM
巻: Vol.134, No.7(to be published)
電気学会論文誌A
巻: 134巻6号(掲載予定)
IEEJ Trans. Electrical. and Electronic Eng
巻: Vol.9, No.5(to be published)
照明学会誌
巻: 97巻B
IEEE Trans. Plasma Sci
巻: VOl.39, No.11 ページ: 2234
10.1109/TPS.2011.2160564