研究課題
基盤研究(C)
本研究は大規模施設等やアクティブ消音装置で用いられる大電力スピーカシステムの電力効率の大幅な改善,消費電力の削減を目的とする.このためデジタル信号直接駆動型技術DDDSPを応用し,その特性を大幅に改善する方法を検討した.この方式ではアクチュエータ(ACT)数を増加させることで出力電力(音圧)の増大を図り,小振幅出力時に使用するACT数を減らすことで効率の向上を実現している.また,ACTを選択駆動するミスマッチシェーパーの高性能化および駆動信号の高精度化等を行い,最大信号から小信号まで80%以上の効率を有し,100dB以上の高SNRかつ100-1KWの大電力システム駆動回路を実現した.
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