研究課題
基盤研究(C)
本研究では,パイロット信号を用いずにスパース通信路を推定する手法について,以下の内容を検討した.(1)OFDM伝送におけるスパース通信路の推定,(2)シングルキャリア伝送のためのスパース通信路推定,(3)時変スパースOFDM通信路推定,(4)少数のパイロットが利用可能な場合への拡張.(1)と(2)では,パイロット信号を用いずに非ゼロタップを検出する方法を提案し,その検出結果を利用して通信路を推定する方法の有効性を示した.(3)では,時変通信路をグループスパース通信路としてモデル化することで効率的に推定できる可能性を示した.(4)では,セミブラインド手法を検討し,今後の課題を明確にした.
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電子情報通信学会論文誌B
巻: vol. J95-B, no. 7 ページ: 898-906