研究課題
平成25年度は路車間可視光通信の通信路のモデル化に取り組んだ.具体的には、これまで検討してきた送信機として LED アレイを,受信機として高速度カメラを用いる路車間可視光通信における通信路のモデル化を行った.可視光通信ではデータ復号前に,撮影された画像に画像処理を施し,画像のどこに送信 LED アレイが あるのかを捕捉する必要がある.従来の捕捉手法ではパケットフォーマットのデータ部において正確な捕捉が行えなかった.このため,これまで検討してきた手法では複数情報源がある場合に問題となる可能性がある.そこで,撮影画像中の LED アレイが時間方向と空間方向で特徴付けられる三次元時空間画像を考える.こうすることで可視光通信路をモデリングでき,より強固なLEDアレイの捕捉が可能であることが分かった.得られた成果は、電子情報通信学会論文誌に投稿し、採録が決定している。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 1件)
照明学会誌
巻: 98 ページ: 17-20
電子情報通信学会論文誌
巻: J97-B ページ: 未定
巻: J96-B ページ: 365-1368