次年度の研究費の使用計画 |
昨年(初年度)の直接経費1,900,000円において使用額は265,140円であった。この理由については前回報告したとおりである。昨年度の直接経費は1,000,000円であり、支出額はほぼ予定通り、1,080,484円であった。次年度使用額として、1,554,376円が計上されているが、これは主として、初年度購入予定であった計算サーバ類を次年度も購入せず、また人件費(謝金)を抑えたことによるものである。計算サーバについては研究の一つの柱であるストリーム暗号(RC4以外)の解析に使用するため必要であるが、該当年度は既存の計算機を使用し、本格的な計算機運用を次年度に持ち越した。人件費については、研究の成果発表、およびデータ整理を最終年度に行うことによるものである。したがって、繰り越しとなった1,554,376円と次年度研究費1,100,000円の合計2,654,376円の 使用計画内訳は、物品費1,100,000円、旅費800,000円、人件費・謝金700,000円、その他54,376円の予定である。
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