研究課題
基盤研究(C)
超高速光通信システムの信号処理装置において、信号処理システムの安定動作を決定付けるロバストな同期動作実現のための研究を実施した。基本要素回路であるCMLバッファ回路と電圧制御発振回路(VCO)に関し、同期回路のロバスト動作を実現するための要素回路設計手法の研究と65nm CMOSトランジスタによるICを試作により、設計手法の有効性を確認した。さらに原理的にサイクルスリップを生じない対称ループ型バーストモードCDR回路構成を提案した。この回路の瞬時同期動作をシミュレーションにより確認するとともに、動作タイミング解析を実施し、瞬時同期・低ジッタ動作可能なロバスト同期回路構成法を明らかにした。
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IEICE Transactions on Communications
巻: E95.A,No.2 ページ: 479-486
http://www.e.usp.ac.jp/~ectw/index.html