研究課題
基盤研究(C)
本研究では,リアルタイム複数話者追尾システムの実現を目的として,検討中の追尾アルゴリズムの検証ならびに新しい枠組みでの追尾アルゴリズムの提案を行なった。まず,検討アルゴリズムであるPAST-IPLSでは,マイクロホン間隔を拡張した際の空間エイリアシングの影響の回避方法について検討し,実環境実験によりその有効性を示した。つぎに新しい枠組みのアルゴリズムとして群知能であるPSOによる話者追尾手法について提案した。また,話者追尾問題に共通の課題である同一話者追尾問題に対する解決法も示した。その結果,5°程度の推定誤差での追尾をリアルタイムファクタ0.5以下で実現した。
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電子情報通信学会論文誌
巻: Vol.J95-A,No.10 ページ: 756-759
巻: Vol.J95-A,No.6 ページ: 523-526