研究課題
基盤研究(C)
ステンレス鋼を始めとする鉄系構造材の疲労評価において,パンケーキ型コイルを用いるインダクタンス法が効果的である。そこで,鋼などの磁性を持ち,疲労が方面に集中しない片振り引張疲労を与えた試料を対象にしてインダクタンス法の改良を行い,励磁周波数が10kHzのインダクタンス法で疲労評価が可能なこと示した。さらに,ネオジ磁石を使った平行直流磁界バイアス下で見かけの透磁率を小さくし浸透深さを大きくする直流磁界を併用した励磁周波数10kHzのインダクタンス法を考案し評価を行った。その結果,この方法は,試料の表面状態の影響が少なく,片振り引張疲労を評価できることを示した。
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Journal of the Japan Society of Applied Electromagnetics and Mechanics
巻: Vol. 21, No. 3 ページ: 488-493
巻: Vol. 20, No. 2 ページ: 514-519