研究課題
基盤研究(C)
本研究では、制御対象の部分的な構造情報を利用して、モデルを構成することなく、データから直接制御系を設計する方法を開発した。とくに、不感帯、ヒステリシス、飽和、バックラッシュなどの非線形性の存在のみが既知で具体的な特性が未知である状況において、先行研究よりも良好な制御結果を与える方法を確立することができた。また、通常オフラインで実行される手法をオンライン化し、より簡便な手法への展開を図るとともに、Excel上での制御器調整ソフトウェアの開発を行った。
制御工学