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2013 年度 実施状況報告書

非線形制御,非線形計画法と微分方程式の数値解法の融合

研究課題

研究課題/領域番号 23560535
研究機関琉球大学

研究代表者

半塲 滋  琉球大学, 工学部, 准教授 (70284958)

キーワードモデル予測制御 / 線形計画法 / ロバスト性
研究概要

(1)離散時間線形システムに対する最適制御およびモデル予測制御に関し,l1最適化に関連した線形計画問題の解法に関する検討をおこなった.AbdelmalekによるL1最適化問題の線形計画問題への変換法と内点法を組み合わせると高速な解法が得られること,Coleman&Liによる内点法型の解法も高速であるが信頼性に若干の問題があることが判明した.
さらに,lp最適化に関連した検討をおこなった.
(2)離散時間線形システムに対するモデル予測制御系のロバスト性に関する検討をおこなった.有限制定制御側から入力の振幅に関する制約を定めることにより,ロバストなモデル予測制御系が得られることを示した.
(3)これらの結果を第1回制御マルチシンポジウムで発表した.対応する論文は準備中である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

初年度の計画の遅れがそのまま継続している.

今後の研究の推進方策

第1回制御マルチシンポジウムで発表した研究成果に関する論文作成を進める.
また,この成果に関連した制御実験を進める.

次年度の研究費の使用計画

第1回制御部門マルチシンポジウムで発表した研究成果に対応する論文は準備中である. 論文を書き上げた後に英文校正サービスを利用する必要があり, このために見積もっていた金額が未使用となっている.
(1)第1回制御部門マルチシンポジウムで発表した研究成果に対応する論文を夏頃までに投稿予定である. 投稿に先立ち英文校正サービスを利用する必要があり, このために未使用額を利用する予定である.
(2)2014年度11月に予定されている自動制御連合講演会を目処に, 1件の成果発表を計画しており, 成果発表の旅費および論文掲載料として未使用額を利用する予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] p ノルムに基づく線形システムのモデル予測制御2014

    • 著者名/発表者名
      半場 滋
    • 学会等名
      第1回 制御部門マルチシンポジウム
    • 発表場所
      電気通信大学(東京都)
    • 年月日
      20140305-20140305

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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