研究課題
基盤研究(C)
飛行船を誘導制御するには,多くの課題を解決しなくてはならない.動的モデルの構築に関しては,表面摩擦係数などのパラメータを,実験を通して調整した.飛行船下部に取り付けた赤と緑の2個のカラーボールを2台のカメラを用いて撮像することで,良い精度で飛行船の3次元位置と姿勢情報を取得できた.遠隔操作手法においては,送信機内部の回路に計算機から直接電圧を加える方法を検討した.実験で研究成果の確認を行ったところ,3次元軌道追従において満足できる結果を得ることができた.
制御工学