研究課題
基盤研究(C)
人口減少・少子高齢化が著しい日本の中山間地域を対象に,居住の社会的意義を定量的に明らかにするとともに,地域の自律的な維持発展を可能とする施策を検討した.主要な研究成果は以下の通りである.1)人工林や農地等を維持する優先順位を示す指標として,それが発揮する生態系サービスの価値と,維持に必要な費用との比である「人工林・農地の維持必要性」指標NOFを定義した.2)環境・社会・経済の各観点からの評価を統合した集落維持の必要性指標NODを開発し,それを用いて集落の撤退・集約を選定する方法論を構築した.3)三重県櫛田川流域圏を対象にこれら方法論を適用し,居住を中止または促進する地区の選定案を示した.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)
土木学会論文集D3(土木計画学)
巻: Vol.68,No.5 ページ: I_339-I_348
10.2208/jscejipm.68.I_339
巻: Vol.67,No.5 ページ: I_389-I_398
10.2208/jscejipm.67.67_I_389
http://www.urban.env.nagoya-u.ac.jp/sustain/Jindex.html