研究課題
基盤研究(C)
ネパールのカトマンズ地域で浅層地下水汚染の調査を行い、雨水浸透や水位上昇等の水文学的変化が微生物汚染の引き金になること、複数地点の地下水に病原性微生物が混入しており、家畜排泄物も一因であることを明らかにした。また、地理的条件と水利用形態の情報を加味した解析により、人口と下水施設の老朽化が重なった地区に汚染が偏る可能性を地理統計学的に推定するとともに、地下水汚染に加えて、慢性的な水不足と断続的な給水、水道水の貯蔵、これらが引き起こす水源確保の不安定さが、下痢症発症と関連することを医学統計学的に示した。従って、いわゆる見かけ上の衛生施設整備率の向上は健康影響の低減に必ずしも直結しないと結論づけた。
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Nepal. Water Science & Technology
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