研究課題
基盤研究(C)
本研究では、熊本地下水域の涵養域における湛水事業の効果評価、涵養域における地下水涵養量の評価、湛水前後の土壌中に含まれる窒素量の観測による窒素負荷の評価、流出部における湧水量の変化と湧水中に含まれる硝酸性窒素の変動の評価を対象として実施した。その結果、10年間の下流の湧水の変化は一時的に増加したものの2008年以降は上昇傾向に歯止めがかかり、その後はほぼ一定になっている。また、湛水前の作物別に湛水事業を実施した圃場に残留している窒素量を求めるために深度1mまでの不攪乱試料を採取し、浸透水の窒素濃度を推定したところ、湛水事業による地下水の硝酸性窒素汚染の可能性は低いことがわかった。
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Internet Journal of Society for Social Management Systems
巻: (SMS13-5572) ページ: 1-11
http://management.kochi-tech.ac.jp/ssms_papers/sms13-5572_6d1fb303b2f0c3d68eaf44af44bb2857.pdf
東海大学紀要基盤工学部・産業工学部
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東海大学産業工学部紀要
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