研究課題
基盤研究(C)
超高層鉄筋コンクリート造建物においてコア壁は地震動を有効に低減できる重要な耐震要素である。一方、フルプレキャストコア壁は現場打ちの場合に比べてより早く施工でき、鉄筋コンクリート構造建物の建設には有効である。本研究では、L形フルプレキャストコア壁の隅角部およびその近傍の壁板部分を模擬したフルプレキャスト壁柱の水平加力実験を実施し、その構造性能を検討した。フルプレキャスト化の方法としては、コア壁を柱形に分割し、コッターを設けグラウトを充填する方法とした。実験の結果、フルプレキャストコア壁の構造性能が明らかとなった。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
Memories of Fukui University of Technology
巻: Vol.44(ISSN 1884-4456) ページ: 113-120
コンクリート工学年次論文報告集
巻: Vol.35(ISSN 1347-4111) ページ: 391-396
福井工業大学研究紀要
巻: 第42号(ISSN 1884-4456) ページ: 293-301