研究課題
基盤研究(C)
建物の地震応答解析などの動的解析において,減衰モデルの適切な選定は重要な課題である。一般に材料の減衰定数(h)は,振動数に対しほぼ一定であることが知られているが、大規模なFEMモデル等の時刻歴解析に対して,この性状を高精度に表せる実用的な減衰モデルは無く,課題となっていた。本研究者はこれまで振動数依存性の強い関数を時間用領域に変換する方法を検討し,高精度かつ実用性の高い減衰モデル(因果的履歴減衰モデル)を提案してきた。本研究では、これの改良と最適化を図るとともに,さらに有効性の高い新たなモデル(修正Rayleigh減衰モデル)を提案した。
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Journal of Earthquakes and Structures
巻: Vol.4, No.2 ページ: 181-202
Journal of Engineering Mechanics, ASCE
巻: Vol.138(Issue 3) ページ: 276-285