研究課題/領域番号 |
23560701
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
三浦 昌生 芝浦工業大学, システム工学部, 教授 (50173985)
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研究分担者 |
松村 隆 芝浦工業大学, システム工学部, 教授 (40360789)
村上 公哉 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (50257200)
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キーワード | 建築環境・設備 / 人間生活環境 / 住環境 / 環境設計 / 住民参加 / 自治会 / 安全・健康 / 街づくり |
研究概要 |
多岐にわたる住環境要因のうち光・音・空気といった環境工学分野が扱う要因は専用の計測器や専門的知識を必要とするため、専門家による適切な支援が欠かせない。そこで、平成13年度から22年度まで計26自治会における住民との協働活動を通じて住民の支援方法を検討してきた。本研究課題は、過去10年間の研究成果の上に立ち、住民との協働により住環境を実測し改善策を見出す活動がもたらした効果を総合的に検証することによって、これまでの蓄積を今後新たに展開することを目的とする。平成25年度の研究成果として、 1.前年度の第2次ケーススタディにより実施した各地区の協働活動の成果と参加した自治会住民の声を掲載したニュースレターを発行し、前々年度以前に協働活動を行った全自治会に送付した。その際、協働活動以降の自治会の活動状況を質問するアンケート票を同封し、各自治会のその後の動きや要望を把握し、これまでの協働活動の効果を抽出・検証した。 2.本年度の第3次ケーススタディとして、Ss自治会(埼玉県狭山市)、Sh自治会(さいたま市)、Ko自治会(東京都世田谷区)で夜間道路照度、Si自治会(埼玉県川口市)で河川汚染、Mk自治会(東京都江戸川区)で車両騒音の面から住環境づくりを目指す自治会との協働活動を実践し、その結果から協働活動の効果を抽出・検証した。 3.各自治会における協働活動の初期に住民懇談会を開催し活動主旨を住民に周知するなど、前年度の活動効果の検証成果を上記の協働活動の各プロセスに反映させた。各自治会で実施した住民意識アンケートに際しては、回答者の人権やプライバシー保護に十分留意した。 4.これまでの3年間にわたる協働活動の効果検証を住環境の改善状況、住民意識の変化の面から総括し、今後の展開方策としてまとめた。
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