研究課題
基盤研究(C)
計算作業後の疲労回復では、スギ無垢材で内装を施した実験室では対照室に比べて疲労感の回復が早く、木材の「見え」と「匂い」の相乗効果が示唆された。枕元にスギ材を設置したところ、設置なしの条件に比べて主観評価による睡眠の質が向上した。スギ材の加工形状等による視覚影響では、単純縞パターンは視覚ストレスとはなりにくいことが示唆された。木材の匂いによる脳の賦活化を近赤外法で評価し、本法による新たなヒトへの評価法の可能性が示唆された。本研究では、スギ材のヒトに対するポジティブな影響は、心理的な効果(主観による知覚・認識)を中心に穏やかな影響が観察され、視覚効果と相まってその効果が増強される場合も散見された。
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Proceedings of 13th International Conference on Indoor Air Quality and Climate
巻: (in press) ページ: 8
生存圏研究
ページ: 55−68
Proceedings of Healthy Buildings 2012
巻: 7D.10 ページ: 6