1)景観脳データベースシステムの改良を行った。具体的には、①インターフェイスの細かな仕様の改良、②評価項目をカスタマイズ可能にする、③複数地域での異なるデータベース運用を可能にするデータベース構造の改良を行った。 2)世田谷区M地区を対象に、具体のまちづくりの現場で景観脳データベースを試験的に運用した。具体的には、①独自の評価項目を作成するワークショップ、②2ヶ月間の期間におけるデータベースへの投稿(20名が参加、230のデータが収集された)、③まちあるきと連動したデータベースへの投稿イベントの開催、④投稿された景観を用いた「まちに望ましい景観」を考えるワークショップの開催である。一連のワークショップが終了したのちに、参加者を対象にアンケート調査を行った。 3)国際会議(13th edition of the International Conference on Computers in Urban Planning and Urban Management (CUPUM) オランダ ユトレヒト)、国内学会(日本建築学会、日本都市計画学会、日本生活学会(予定))において研究成果を発表した。
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