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2013 年度 研究成果報告書

戦前期日本における製糖業を支えるネットワークの形成過程と特質に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23560769
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関熊本県立大学

研究代表者

辻原 万規彦  熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授 (40326492)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード国際情報交換 / 台湾 / 北海道 / 沖縄 / 樺太 / 日本史 / 工場 / 社宅街
研究概要

本研究では,戦前期の日本の影響下にあった地域全てでみられたほぼ唯一の産業であった製糖業によって形成されたネットワークを対象として取り上げた。ネットワークに属する鉄道,工場と社宅街,それらによって影響を受ける周囲の集落や都市などがどのように形成されたのかを明らかにしようと試みた。実際には,多くの製糖工場が建設された台湾に主に焦点を当てて現地調査を行い,全44カ所の工場と社宅街の位置や範囲を同定した。また,北海道における製糖業の専用鉄道について詳細を明らかにし,樺太における製糖工場と社宅街の詳細も明らかにした。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2014 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 台湾における空中写真と旧版地図を用いた製糖工場と社宅街に関する調査-戦前期日本における製糖業を支えるネットワークの形成過程と特質に関する研究その4-2014

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦,今村仁美
    • 雑誌名

      日本建築学会九州支部研究報告

      巻: 第53号・3〔計画系〕 ページ: 517-520

  • [雑誌論文] 台湾における戦前期の製糖工場と社宅街の概要-戦前期日本における製糖業を支えるネットワークの形成過程と特質に関する研究その3-2013

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦,今村仁美,角哲
    • 雑誌名

      日本建築学会九州支部研究報告

      巻: 第52号・3〔計画系〕 ページ: 553-556

  • [雑誌論文] 旧樺太製糖豊原工場に関連する建築物の現況について-戦前期日本における製糖業を支えるネットワークの形成過程と特質に関する研究その2-2013

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦,角哲,今村仁美
    • 雑誌名

      日本建築学会九州支部研究報告

      巻: 第52号・3〔計画系〕 ページ: 549-552

  • [雑誌論文] 十勝鉄道と河西鉄道の路線と社宅の整備過程-戦前期日本における製糖業を支えるネットワークの形成過程と特質に関する研究その1-2012

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦,角哲,今村仁美,桑田豪
    • 雑誌名

      日本建築学会九州支部研究報告

      巻: 第51号・3〔計画系〕 ページ: 745-748

  • [学会発表] 製糖工業社宅街空間復原街(Industrial Company Town):運用地理資訊數位典藏2013

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦
    • 学会等名
      中華民國地圖學會第13屆地圖學術研討會
    • 発表場所
      臺灣大學地理系館3樓305視聽教室
    • 年月日
      2013-10-05
  • [図書] 南洋庁公報別巻1総目次2012

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦編集
    • 総ページ数
      341
    • 出版者
      ゆまに書房
  • [備考] 月島機械株式会社社内報ツキシママンスリー2013年4月号,TSKの意外な納入先〜旧樺太製糖豊原工場〜,12-13,研究代表者による調査内容の紹介と研究代表者へのインタービュー記事

  • [備考] 北海道新聞2013年12月1日付け朝刊・国際面(5面),双子工場日ロで健在,旧樺太製糖豊原工場と日本甜菜製糖士別製糖所に関する記事への研究代表者による取材協力と情報提供

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公開日: 2015-07-16  

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