研究課題
基盤研究(C)
圧電体薄膜にミクロなレベルでの不均一構造を導入し、不安定な結晶格子の割合を増加させることで、圧電特性の向上が可能ではないかとの仮説に基づき研究を行った。膜厚300 nmのPb(Zr,Ti)O3薄膜において、人為的に空孔を導入し膜密度を0.92~0.98と変化させたところ、空孔率が高くなるにつれ圧電定数は40%ほど増大した。また、白金ナノ粒子導入に関しては、配合率0~2%の範囲では、配合率の上昇とともに圧電定数が50%ほど増大することが確認された。
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MRS Proceedings
巻: 1507 ページ: 6
10.1557/opl.2013.161.