研究課題
基盤研究(C)
高屈折率ガラスは,小型カメラの様な光学製品の高性能化に重要な素材である.Ln4Ti9O24ガラス(Ln=La,Nd,Sm)は可視光領域での屈折率が2.3程度と,Nb2O5薄膜の屈折率に迫る素材でありバルク化も容易である.本研究では,それらのガラスについて特定の構造モデルを利用せず,ガラス中の3次元配置から直接ガラス屈折率を計算する方法を提案した.LaTi2.25O6ガラスではリバースモンテカルロ法で得た3次元構造から屈折率を計算し,実験値を±0.16の差で再現できることを確認した.
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