研究課題
基盤研究(C)
代表的な非鉛ペロブスカイト型圧電材料である(K,Na)NbO3(KNN)系セラミックスの効果的な配向制御法が確立された.この手法は、板状NaNbO3(NN)テンプレートの作製法である一段階溶融塩法の改良と圧延配向法の組み合わせから成る.一段階溶融塩法では,出発材料の混合比を最適化することで,KNN系セラミックスを配向制御しやすいNNテンプレートを高効率に合成が可能となった.また,本焼成前に前加熱を行うことで,配向度95%を越える配向KNNセラミックスが得られた.更に,圧延配向法を改良することより,針状テンプレート粒子を厚さ方向に配向させた大型矩形焼結体を容易に作製可能な回転圧延法が開発された.
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