研究課題
基盤研究(C)
仕上げに60%冷間圧延を行なう加工熱処理を施したCu-1.0%Ni-0.2%P 合金及びNiの一部をFeで置換したCu-Ni-Fe-P合金の強度へのFeの影響を調査した.Cu-0.8%Ni-0.2%Fe-0.2%P合金(0.2Fe)の0.2%耐力及び引張強さが最も高く,それぞれ660MPa,700MPaであり,従来のCu-Ni-P系合金より強度の高い合金を作製できた.加工熱処理の最後に80%極低温圧延を0.2Fe合金に適用した結果,耐力700MPa,引張強さ740MPaであり,さらに強度が増加した.これは転位密度と変形双晶密度がより高いことに起因する.
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (11件) 備考 (1件)
Materials Science Forum
巻: Vols. 783-786 ページ: 2468-2473
http://www.scientific.net
銅と銅合金
巻: 第52巻 ページ: 126-130
http://metal.matdb.jp/copper-brass/
日本金属学会誌
巻: 第77巻,第2号 ページ: 55-58
Materials Transactions
巻: Vol. 54, No. 1 ページ: 1-8
http://www.jim.or.jp/journal/e/
http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/