研究課題/領域番号 |
23560835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
陳 中春 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00282111)
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連携研究者 |
音田 哲彦 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (80273879)
赤尾 尚洋 鳥取大学, 工学研究科, 助教 (70335503)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 複合材料 / セラミックス / アルミナ / 反応焼結 / In situ合成 / 組織靱化 / 破壊靱性 |
研究概要 |
Al2O3とBaZrO3の混合粉末から反応焼結によりAl2O3マトリックスに第二相としてBa-β-Al2O3とZrO2を均一に分散したAl2O3基複合材料を合成した。Ba-β-Al2O3は非化学量論的化合物で棒状の形態を呈し、ZrO2は等軸な細かい粒子であった。Ba-β-Al2O3棒状相は、Baが基底面に沿って優先的に拡散して成長したと考えられる。TZPやY2O3の添加によって緻密化が促進され、また、反応により生成した単斜晶ZrO2は正方晶相に準安定化された。Ba-β-Al2O3棒状相の存在による亀裂の偏向や架橋及びZrO2の相変態靱化等マルチ靱化機構により複合材料の破壊靱性が大きく向上した。
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