研究課題
基盤研究(C)
本研究では,Zn系表面処理鋼板の端面腐食挙動を明らかにするために,電気化学マイクロセルを利用して腐食生成物が堆積した鋼板上でのアノードおよびカソード反応特性について検討した.そのため,端面腐食を模擬するZn/Steel対を利用した.Zn系腐食生成物は溶液組成およびZnめっきからの距離に応じて,堆積状況および組成が変化した.亜鉛系腐食生物の堆積はカソード反応をある程度抑制することがわかった.一方,アノード反応については,Mgを含む腐食生成物の抑制効果が大きいことがわかった.
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