研究課題
基盤研究(C)
様々な粒子径をもつ粒子混合物の懸濁液に高周波超音波を照射して生成した霧の中に特定の粒子径を持つ粒子を取り込ませて分離する手法を開発した。回収された粒子は、粒子の種類によらず、特定の範囲の大きさを有している。2.4 MHzの超音波照射では、回収される粒子径範囲は90~320 nmであった。この分離を適用できる粒子濃度は約1500 ppmまでであった。試料への界面活性剤の添加により回収粒子径を小さくすることができた。試料懸濁液を脱気して溶存空気濃度を低下させると分離が失われ、溶存空気が分離の発現に不可欠なことが明らかとなった。
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ケミカルエンジニアリング
巻: Vol. 58, No. 4 ページ: 249-253
Ultrasonics Sonochemistry
巻: (in printing)