研究課題
基盤研究(C)
トルエンをはじめとする有機溶媒を超臨界二酸化炭素に溶解させて、銀板へのレーザアブレーションを行い、銀ナノ微粒子の生成を確認するとともに、生成した銀ナノ微粒子の表面への炭素被覆を確認した。その表面被覆メカニズムを明らかにするために、トルエンのみで超臨界状態にして、レーザアブレーションの生成物をGC-MSで分析したところ、ピレンの生成が確認された。分光蛍光計を用いた実験により、トルエン以外の有機溶媒においても、銀ナノ微粒子の炭素被覆を確認できた。引き続き、銀の変わりに、銅を用いて、同様の炭素被覆実験を行った。生成した炭素膜のラマン分析の結果、グラフェン構造を持つものであることがわかった。
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Proceedings of the 3rd Conference on Advanced Nanoparticle Generation and Excitation by Lasers in Liquids
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