研究課題/領域番号 |
23560932
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
福長 博 信州大学, 繊維学部, 准教授 (30313844)
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連携研究者 |
服部 義之 信州大学, 繊維学部, 准教授 (20456495)
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研究協力者 |
高須 芳雄 信州大学, 名誉教授 (50035078)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 固体高分子形燃料電池 / 非白金炭素系触媒 / 酸素還元活性 |
研究概要 |
白金代替触媒として、シルク(絹)を原料とする「シルク活性炭」の開発を行った。作製条件を変え、活性に関与すると考えられる窒素種および細孔構造を定量し、酸素還元活性との関係について研究を行った。炭化後賦活したシルク活性炭は、ピリジン型、ピロール型の窒素が減少したのに対し、グラファイト型の窒素の変化量は小さく、最も安定なことが分かった。メソ孔体積で規格化した酸素還元電流は、高電位領域ではほぼ一定であり、酸素還元電流は窒素量よりもメソ孔に支配されていることが示唆された。また、酸素還元開始電位は、比表面積の影響をそれほど受けず、高い炭化温度によるグラファイト型の窒素種が高活性に寄与することが示唆された。
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