研究課題
基盤研究(C)
本研究では、マイクロウェルチップとマイクロパターニングチップを利用して、幹細胞胚様体を取り巻くミクロ培養環境が幹細胞の分化特性に与える効果を評価した。マイクロウェルチップ培養では、ウェル径、ウェル間距離、チップ上の胚様体数が、胚様体の増殖と分化に影響を与えることを示した。マイクロパターニング培養では、胚様体間距離が少なくとも500μm以下になると胚様体間の干渉作用が現れること見出した。これらの結果は、胚様体を取り巻くミクロ培養環境の設計は、幹細胞の分化特性の重要な因子であることを示す。
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