研究課題
基盤研究(C)
潮流発電のため大畠瀬戸について潮流の流速と方向の分布を観測した.複雑な地形と橋の橋脚が影響して,橋脚付近は3次元流である.深さ方向への流速減少が少なく一様流に近い.大畠瀬戸全体で期待される電力量は当初想定の約5倍になる.水車を深く設置しても発電量の減少がない.ダリウス形水車の試作と実験では,いろいろな構造,翼形状,条件を試した.起動性の改善では,自動アシスト起動が有効で,低速な潮流の有効活用に役立つ.回流水槽での発電実験と潮流観測を合わせ,橋脚に水車を設置した場合の発電電力を見積もった.大畠瀬戸の潮流シミュレーションでは,速さが計算できた.
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土木学会論文集B3
巻: Vol.70,No.2(掲載決定済み) ページ: 未定
日本航海学会論文集
巻: No.126 ページ: 105- 114