研究課題
基盤研究(C)
本研究では排ガスエコノマイザの最適設計を行うための基盤的手法を確立する目的で、実験ではサンプルに排ガス起因のスートを付着させる試験とスートを模擬した断熱シートをフィンチューブ表面に付着させた熱交換試験を行った。その結果、前者では長時間の暴露によりフィン間の間隙を閉塞させる程のはく離を伴うスート層が形成されること、後者では断熱シートの影響でフィンチューブ管束部の圧力損失は予測値より増加し総括伝熱係数は予測値より低下することを示した。