次年度の研究費の使用計画 |
平成23年度の未使用額の発生理由本年度の研究において,アルカリ金属をスメクタイトに添加すると酢酸の水蒸気改質の初期活性が著しく向上することが明らかになった。その要因を明らかにするために,光電子分光(XPS, AES)や電子顕微鏡(FE-SEM, TEM)を用いて触媒のキャラクタリゼーションを行う必要が生じたが,本年度は時間がなく実施出来なかった。これらの測定には本学の共同利用設備である分析装置を使用するが,装置使用料が必要であるために本年度の研究費から200,000円ほどを繰り越した。平成24年度の使用予定上述のように本学共同利用の機器使用料金に23年度に繰り越した200,000円を使用する予定である。また,その他の研究費としては,次年度は薬品,高圧ガスやガラス器具などの消耗品費に600,000円,国内や外国で開催される学会において研究成果を発表するための旅費に600,000円を使用予定である。
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