次年度の研究費の使用計画 |
2012年度の予算は、昨年度の繰越金を含めて863,107円である。繰越金63,107円が生じた主たる理由は、消耗品の購入が予定より多かったが、人件費およびその他の費目の岩石の化学組成分析依頼費用が予定より少なかったことにある。2012年度での予算の使用予定は次の通りである。今現在、岩石薄片作製装置が壊れているが、装置が古いため部品がなく、その修理ができない状況にある。そこで、他の研究費を用いて新しい薄片作製装置を購入する予定である。しかし、この場合、小型のダイアモンドカッターが必要となるため、物品費として、この購入に315,000円を充てる。また、薄片作製時に必要な各種研磨剤、耐水研磨紙、ダイヤモンドペーストや花崗岩質マグマ-熱水間元素分配実験で使用する薬品代などの消耗品代として98,107円を使用する予定である。 今年度においては、昨年度に引き続きタイの花崗岩調査を実施するが、その調査費用としてレンタカーの使用料を含めて300,000円を予定している。また、調査で採取した花崗岩試料の化学組成分析依頼費用として150,000円を計上する。
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