研究課題
基盤研究(C)
核融合実験装置のプラズマ対向壁表面に形成される堆積層中の水素同位体挙動と、それに及ぼすHeの影響を明らかにすることは、プラズマの安定制御とトリチウム滞留量低減の観点から重要である。グロー放電発光分析法(GDOES)は固体試料表面近傍の元素の深さ方向分布を高分解能で迅速に測定でき、大面積を有するプラズマ対向壁上の水素同位体挙動の調査に最適な手法である。本研究ではGDOESをプラズマ・壁相互作用研究に応用するため、(1)水素同位体の分離測定、(2)水素同位体の定量測定、(3)Heの測定に必要な技術の開発と、炭素-水素同位体共堆積層のスパッタ速度の水素同位体濃度依存性の解明に取り組んだ。
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Fusion Engineering and Design
巻: Vol. 87 ページ: 1091–1094
10.1016/j.fusengdes.2012.02.078
http://www.hrc.u-toyama.ac.jp/