研究課題/領域番号 |
23561013
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
|
研究機関 | 大阪産業大学 (2012-2016) 広島大学 (2011) |
研究代表者 |
硲 隆太 大阪産業大学, 人間環境学部, 准教授 (00379299)
|
連携研究者 |
緒方 良至 名古屋大学, アイソトープ総合センター分館, 准教授 (70185502)
渡慶次 学 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (60311437)
三宅 亮 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (50417052)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2017-03-31
|
キーワード | 実験核物理 / 化学工学 / 同位体分離 / マイクロ・ナノデバイス |
研究成果の概要 |
1987年のノーベル賞となったクラウンエーテル(CE)を用い、その溶媒抽出法がイオンの分離だけでなく同位体分離にも適用出来ることを実証した。逆抽出法では、これまでの化学法による濃縮の中で最大の濃縮度(液液抽出3段目:LLE3で8%濃縮)の結果を得たが、Ca濃度は4段目以降は6桁落ちのため、多段化は実質困難であった。そこで、Ca濃度を維持(約2~3割減)し、高価なCE有機相を水のみで再生し繰り返し使用可能な新手法を開発した。このCa濃度(分配係数)と分離係数のトレードオフの関係は追認され、本新手法での分離係数は、1.0010±0.0003と逆抽出法の1/10となったが多段化への障壁はクリアした。
|
自由記述の分野 |
数物系科学
|