研究課題
基盤研究(C)
本研究では、卵胎生魚類グッピーを用いて、雌は配偶後に卵を受精する時期を操作することで産む子の数を調節しているという仮説を検証した。その結果、好みの雄と配偶した雌は、早く卵を受精させていたことが明らかになった。また、卵を受精させていなかった雌を分析したところ、配偶相手の雄が派手だった場合、多くの熟卵を持っていることが判明した。これらの結果から、本種の雌は配偶相手の雄に応じて卵の受精時期やつくる卵数を操作していることが示唆された。
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Behavioral Ecology and Sociobiology
巻: Vol. 67 ページ: 1931-1938
10.1007/s00265-013-1600-z
Journal of Ethology
巻: Vol. 32(印刷中)
10.1007/s10164-014-0402-8