研究課題
基盤研究(C)
ウズラのハーダー腺(HG)とファブリキウス嚢(BF)から抗菌ペプチドのcDNAをクローニングし、その局在や生理機能を解析した。その結果、HGとBFからfowlicidin-2をコードするcDNAクローンが単離され、BFからはさらにfowlicidin-1と-3のcDNAクローンも得た。このうちfowlicidin-2はBFの内腔上皮と濾胞にその発現が認められた。合成fowlicidin-2はグラム陰性菌と陽性菌の生育を濃度依存的に阻害し、その機構は細菌の膜破壊によることが示された。また、大腸菌膜構成要素であり内毒素であるリポ多糖に結合し、その活性を中和することが明らかになった。
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